テーマファイルの整理

2020.03.31 2020.04.02

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翻訳元記事はこちらです。

WordPressテーマは技術的には2つのファイル(index.phpstyle.css)しか必要ありませんが、通常は多くのファイルで構成されています。
つまり、すぐに乱雑になる可能性があるということです。このセクションでは、ファイルを整理しておく方法を紹介します。

header.phpfooter.php のないテーマは、WordPress 3.0 以降非推奨となっています。あなたのテーマはこれらのファイルも含める必要があるかもしれません。

テーマフォルダとファイル構成

前述したように、デフォルトのTwentyテーマは、良いテーマ開発の最良の例です。例えば、Twenty Seventeen Themeがどのようにファイル構造を整理しているかご覧ください。

assets (dir)
      - css (dir)
      - images (dir)
      - js (dir)
inc (dir)
template-parts (dir)
      - footer (dir)
      - header (dir)
      - navigation (dir)
      - page (dir)
      - post (dir)
404.php
archive.php
comments.php
footer.php
front-page.php
functions.php
header.php
index.php
page.php
README.txt
rtl.css
screenshot.png
search.php
searchform.php
sidebar.php
single.php
style.css

メインテーマのテンプレートファイルはルートディレクトリに、JavaScript、CSS、画像はassetsディレクトリに、テンプレート部品はテンプレート部品のそれぞれのサブディレクトリに、コア機能に関連する機能集はincディレクトリに配置されていることがわかります。

現時点では、WordPressテーマ内に必須のフォルダはありません。しかし、WordPressでは以下のフォルダがデフォルトで認識されています。

style.cssはCSSディレクトリ内ではなく、テーマのルートディレクトリに存在しなければなりません。

言語フォルダ

他の言語に翻訳できるように、テーマを国際化することが最善の方法です。
デフォルトのテーマには、翻訳用の.potファイルと翻訳された.moファイルが入っているlanguagesフォルダがあります。languagesはこのフォルダのデフォルトの名前ですが、名前を変更することができます。その場合は load_theme_textdomain() を更新する必要があります。